サラリーマンにとってはスーツと共に欠かせないアイテムのネクタイですが、その歴史は意外にも古く紀元前までさかのぼっていく事ができます。もともとは今と違い装飾用としてのアイテムではなく首周りの防寒用の目的として使用されていたようでした。現在のように装飾用アイテムとしての先駆けとなったのは16世紀後半となってからです。今の形とは少し違った形状でしたが、男性の首元を飾るものとしてイギリスやフランスで登場しました。

日本で初めてネクタイをしたのは、ジョン万次郎こと中濱万次郎です。土佐の漁師だった万次郎は、1841年にカツオ漁に出た時に悪天候のため遭難してしまいました。伊豆諸島あたりにある無人島に漂着し、143日間もの間無人島で過ごしますが、その後アメリカの捕鯨船に助けてもらうことができました。その頃の日本は鎖国の真っ只中で、アメリカの船は日本に近づく事ができませんでした。

その為、万次郎は日本人として初めてアメリカ本土に渡りそのままそこで大学も出て、日本に帰国したのは10年後の1851年でした。帰国した際、万次郎の所持品の中にネクタイがあったとの事です。万次郎の帰国から30年程経った国産のネクタイが初めて誕生しました。帽子商だった小山梅吉という人の手によって日本で初めての国産第一号が作られました。

大正末期になると、日本人のファッションの文化が和服から洋服へと変化していきます。それと同時にネクタイも男性の首元のオシャレアイテムとして一般庶民の間にも広まっていきました。梅田駅の洋服お直しのことならこちら